千日参りと七カ座護摩供のご案内
盛夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は当山護持法灯の為、何かとご理解ご協力いただいておりますこと、心から感謝申し上げます。
さて、ご高承の通り本年五月二十二日に当山開基聖徳太子一千四百年御遠忌大法会開闢秘仏千手観世音菩薩御開帳開扉法要を厳修いたしました。この御遠忌を機に秘仏千手観世音菩薩が蘇りました。この機縁に「世界平和」「国土安穏」「仏法興隆」の祈念と「疫病退散」を祈願して、七日間七ヶ座の護摩供を修し、千日会の八月十八日に結願いたします。七日間の護摩修行中もご参拝していただけますので秘仏千手観世音菩薩御開帳の参拝とともに、ぜひご来山いただけますようお願いいたします。 合掌
記
【七ヶ座護摩供】令和四年 八月十二日(金)午後二時開闢 於 護摩堂
~八月十八日(木)午前十時 千日会にて結願
毎日午前十時、護摩供奉修
【千日会】 令和四年 八月十八日(木)午前十時 於 本 堂
●「千日会」と「護摩供」では各種ご祈祷と祈願護摩木をお申し込みいただけます。ご希望の方は同封の祈祷申込用紙にご記入の上返信用封筒にてご返送ください。
○千日会 ご祈祷料 一件 三千円(特別木札授与)
○七ヶ座護摩供 大護摩木 一千円(不動明王身代り護符授与)
●十八日(木)のみ午前八時半より五個荘観光センターよりタクシーのピストン運行を予定しますが、状況により運行を中止する場合もありますので予めご了承下さい。 (志納金千円)
●新型コロナウイルス感染予防のため、国指針に準じたマスク着用などをお願いします。
【千日会とは】
当山の御本尊千手観世音菩薩は古来より縁結びと、我々人間が生きていくために勇気を与えてくれる菩薩様です。千手観音は苦しみ悩む多くの衆生の目の前に、あらゆる姿に変化し、また千の手を持するが如く多くの衆生に手を差し伸べ救っていただけます。このように観世音菩薩の中でも蓮華王とも呼ばれ、観世音菩薩の王としてそのお姿を見ても知る事ができます。千日会は、その一日の功徳日に当山の観世音菩薩に参拝すれば千の手の功徳はもちろんのこと、千日の功徳を得ることができる吉日でもあります。
特に現今、日々様々なものが大きな流れで変化の大きい世の中、それには人生を歩むのに恐れる事のない心を持たなければなりません。勇気を施してくれる菩薩、つまり施無畏(恐れ無きことを施す)それが観世音菩薩の最大の功徳です。