春暖の候、皆様におかれましては益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。

平素は当山法灯護持のためご協力いただいておりますこと、心から御礼申し上げます。

　さて、昨年から令和七年まで三ヵ年に渡り「聖徳太子一千四百年御遠忌大法会」を奉修しております。四十三年ぶりの御開帳は昨年五月二十二日より奉修され、十月二十二日には秘仏脇侍 毘沙門天が入仏、本年三月二十二日に秘仏脇侍 不動明王が入仏し、秘仏三尊が揃い七月十日までの御開帳となります。

　つきましては五月二十二日に御遠忌大法会中日法要を厳修いたします。中日法要においては燈を灯し、あらたな法灯として後世に伝承いたします。この法灯は六月十八日に実施される世界遺産 スペイン・サンティアゴ巡礼と日本遺産 西国観音巡礼の巡礼文化友好提携記念行事として世界同日巡礼（スペイン・熊野・坂東・秩父・西国）で当山から三十一番長命寺までを歩く灯ともなります。

また当山旧蔵復元の聖徳太子絵伝二幅目を当山にて昨秋公開しました一幅目とともに七月十日まで本堂内陣にて公開しております。ぜひともご観覧いただけますようお願い申し上げます。

記

【日　時】　令和五年　五月　二十二日　月曜日

　　　　　　午前十時より　本堂にて法要

　※五個荘観光センターよりピストンタクシーの運行（午前九時〜午後一時頃）を予定しております（志納金一千円）

※状況により運行を中止する場合があります。